About Champion of Change Japan Award

「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞とは

本賞は、様々な社会問題に直面した際に、勇気を持って自ら行動し、地道に活動を続けることで地域社会の課題解決に貢献している女性に贈られます。

「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞はこちらから

「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞が生まれたきっかけ

「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞が生まれたきっかけは、2013年に、当時のオバマ大統領の発案で, 地域の社会問題にチャレンジし、社会貢献活動に尽力している市民に贈る“Champion of Change” 賞がボストン在住の日本女性、厚子・東光・フィッシュさんに贈られたことから始まります。

厚子・東光・フィッシュさんは、長年、日本の女性をアメリカに招いてリーダーシップのトレーニングや、東日本大震災の被災地支援活動に従事してきました。表彰されたのは全く違う分野の8人で、そのうちの一人に選ばれる栄誉を受けたフィッシュさんは、感激の中でオバマさんほどのことはできなくても、同じように日本社会で地域社会に根ざし、頑張っている日本女性の活動に光を当てることはできないかと考えました。こうして受賞から4年の準備期間を経て、本賞が設立されました。

「チャンピオン・オブ・チェンジ」設立にこめられた願い

米国のみならず、日本においても、超高齢社会、大災害、子どもの貧困、地域社会の疲弊…等、 様々な社会問題に直面した時に、勇気をもって自ら行動を起こし、地道に活動を続け、地域社会の課題解決や新たなシステムの構築に取り組んできた女性たちがいます。

この賞は、そんな女性リーダーたちの活動に光を当て、賞を贈ることで日本女性のロールモデルを示すことを願って生まれました。受賞者の皆さんの想いやアイデアを、この賞を通じて多くの人たちと広く共有することで、他の女性にも「私もできることをやってみよう」という変化の種が蒔かれ、芽吹くことを願って。「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞は、よりよい社会をみんなで作っていくための社会貢献活動の意義と喜びを広めていくための表彰制度です。

設立者 厚子・東光・フィッシュからのメッセージ

「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞の提案者へ
フィッシュ厚子から一言

2013年にはオバマ大統領の発案で始まった “Champions of Change”賞をホワイトハウスから受賞する栄誉に浴したことは、私にとって思いがけない大きな喜びでした。私は、より良い日本の未来のために地道に活動している女性たちと、この賞の意義と喜びを分かち合いたいと思っています。

どんな方にお会いできるのか楽しみにしています。

*本賞の設立までの道のりの詳細は下記にてお読みいただけます。


「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞を設立した理由

2017年12月4日に行われた第1回「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞
表彰式でのスピーチより一部抜粋

この賞を創設した理由についてお話ししたいと思います。2013年にオバマ大統領の発案により、アジア太平洋島嶼地域の女性たちを支援するChampions of Change"という賞がホワイトハウスから授与されました。自分のことで恐縮ですが、私は表彰された8人のリーダーのうちの1人に選んでいただきました。おそらくJapanese Women's Leadership Initiative、日本女性のリーダーの育成プログラムや、東北支援が受賞の理由ではないかと思います。本当に名誉なことですが、私が最も感銘を受けたのは、一緒に受賞した7人の皆さんが、それぞれ違う分野でアメリカ社会の問題にチャレンジし、それを乗り越えて社会貢献をしていらっしゃるということでした。

日本にも、地域社会に貢献し、草の根で頑張っていらっしゃる素晴らしい女性たちがたくさんいらっしゃいます。オバマさんほどのことは出来なくとも、何か賞を出すことによって日本の女性の活動に光を当てることができないかとずっと考えていました。

2013年に私が受賞してから、2017年のこの日まで、ずいぶん長くかかりましたが、やっと今日ここにこの賞を発表することができました。全国から他薦で応募いただいた145名の中からまず26名に絞り、そこから8名の素晴らしいファイナリストを選ばせていただきました。そして今日、15分ほど前に終わった最終選考会で大賞を差し上げる方が決まりました。ファイナリストの8人の受賞者は皆さん素晴らしく、大賞を1人選ぶのは、選考委員の意見が分かれ、本当に大変でした。時間もかかりましたが、これだけの素晴らしい方たちが日本で活躍していらっしゃるのをとても嬉しく思いますし、皆さんの活動に心から感謝と敬意を表したいと思います。

ちょっと長くなって申し訳ないのですが、選考過程のエピソードを1つご紹介したいと思います。
受賞者の8名を選ぶ選考会に、私はボストンからSkypeで参加しました。その時に委員のお一人から「応募者の皆さんは、自分や家族、あるいは友人を助けようとそれぞれ色々な課題に挑戦しながら自分の居場所を探している。そして居場所が見出せたら、今度はそれを通じて社会に貢献していく」という発言がありました。それを聞いた時、とてもびっくりしました。なぜかというと私もJapanese Women's Leadership Initiativeや東北の支援などに一生懸命取り組んできたのですが、「あぁ、私も居場所を探していたのだ」と気付いたからです。

私は結婚しボストンに住んで30年以上になります。ボストンは皆さんもご存じのようにハーバードやMIT、ボストン大学といった有名大学のほか、世界的に名の知れた病院も多く、著名な医師もたくさんいます。弁護士の数にしても全米一と言われるようなとてもIntellectualな街で、そういう社会に受け入れてもらうには、やはりそれなりの努力が必要でした。夫は生き馬の目を抜く金融業界の仕事で忙しく、私はアメリカの大学出身ではありませんでした。当時は日本人がアメリカ人と結婚すること自体に社会が寛容ではなかったので、「どんなことがあっても日本には泣いて戻れない」とも思っていました。私は幸い3人の子供を育てて仕事にも恵まれましたが、そんななかで日本に貢献するプロジェクトに取り組み続けてきたのは、生まれ故郷である日本への熱い気持ちと、やはり自分の居場所を探したいとの思いがあったからだと、今回初めて気が付いたのです。

他薦ではありましたが、この賞に応募してくださった145人の素晴らしい女性たちも、日本の自分たちの住んでいるコミュニティに対する熱い思いを持って社会貢献活動をなさっています。その日本に対する思いは私も共有しているもので、私が長いこと日本を離れた場所で自分の居所を探そうとしてきたことは、それはそれで良かったんだなと心の中にストンと落ちてきました。そのことをとても嬉しく思います。

145名の素晴らしい女性たちに深い感謝と敬意を表します。そして、このプロジェクトを通して、彼女たちの活動を支援する機会を与えていただいたこと、そして、彼女たちの活動を支援なさっている方々や共に活動なさっている方々に、私は心からお礼を申し上げたいと思います。今回受賞した素晴らしい8人の後を継いで、一人でも多くの女性が勇気をもって立ち上がり、社会貢献を続けていただければこんなに嬉しいことはありません。



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